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中国軍拡「国際社会の懸念」=集団自衛権に理解求める―安倍首相、NATOで演説

『安倍晋三首相は6日午後(日本時間同日夜)、ブリュッセルの北大西洋条約
 機構(NATO)本部で演説した。首相は「中国の対外姿勢、軍事行動はわが国
 を含む国際社会の懸念事項だ」と、軍拡や東アジアでの挑発的行動を強く批
 判。また、「世界の平和のため、日本はどのような貢献をすべきか、政府方
 針をまとめたい」と述べ、憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認を目
 指す考えを示し、理解を求めた』



NATO。。という欧州中心の
 北大西洋条約機構。。軍事同盟
  の首脳を前に演説!
国際政治の
   舞台で活躍する日本の総理大臣


こういうマヤカシに騙されるのは
 初心な我々日本国民だけなのであり
  中国の神経を逆撫でしただけ
   傷口は深まった!!とみて良い


何よりも。。オバマ大統領来日で
 米国政府・シンクタンクの意向は
  アジアの安定のため日中で平和的に。。
   米軍は出動などしない、がハッキリ
    したのがほんの数日前ではないか!




『首相は、中国の軍備増強を「不透明」と指摘し、NATOに対し、アジア太平洋地
 域の不安定要因にならないよう、武器などの輸出管理の徹底を訴えた。さらに、
 「東・南シナ海では力による一方的な現状変更の試みが頻発している」と強調。
 日本は自制的で冷静な対応を続けつつ、航行の自由や上空飛行の自由を擁護す
 る方針を示した』



NATO。。北大西洋条約機構

北大西洋条約に基づき、米国を中心とした
北アメリカ(=米国とカナダ)および
欧州諸国によって結成された軍事同盟


3年前のリビア問題で触れた


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一見「正論」。。。実は『多国籍軍』への強烈な恫喝!【プーチン】

プーチン首相が多国籍軍を批判、「カダフィ氏殺害の権利ない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110427-00000364-reu-int

『ロシアのプーチン首相は26日、リビア政府軍への攻撃を続ける欧米
 などの多国籍軍について、最高指導者カダフィ大佐を殺害する権利や
 負託はないと批判した』


一見、正論

にきこえる


原発事故への対応がなっていない



多国籍軍が東京首相官邸を攻撃

などとなっては

国家の主権はどうなるのか


勿論、カダフィは多くの一般市民を虐殺しており
国連決議を経ての

多国籍軍




『さらに、「いわゆる文明国が結集して小国を総攻撃し、長年にわたって
 築かれたインフラを破壊している。その点は気に入らない」と訴えた。
 またプーチン首相は、カダフィ政権についても「ゆがんだ」体制である
 との見方を示したが、それが武力介入を正当化することにはならないと
 語った』


当初は、消極的。。
どんどんリビア攻撃から距離を置いた


米国も無人機攻撃で参戦


多国籍軍

編成の経過は違うだろうが

実質的にNATO軍

NATO


旧ソ連の脅威から逃れる為

米国の傘下に馳せ参じた西欧各国



その後、旧ソ連傘下の東欧もNATO加盟相次ぐ
ロシアはそれを嫌い、NATOとは緊張関係が続く


米国がいなければ、
 NATOはロシアには敵わない


穏健オバマの性格を見越して

また

ゴルバチョフソ連とは違う

スターリンソ連に近いのだぞ!!



NATO・西欧・
 多国籍軍に強烈な恫喝

ではないのか。。



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この頃とは。。小生
 考え方も捉え方も大きく変わった
  日本にとっては、極めて悲観的な
   方向へと解釈が変化は間違い無い


まず。。米国の傘の下にNATO
 なのであり、NATOは軍事同盟
  そしてEUは、西欧諸国中心に
   欧州全体に広がろうとする地域統合体


ただ。。NATOが何を言おうと
 経済・金融・通貨。。政治・外交
  面での各国首脳は、それぞれの事情


ましてやEU全体に対して
 金融・産業・経済の主役。。
  国家政府単位では表面上ドイツ
   そして、フランス・英国と
    いう国々の政府が存在感ある


しかし、水面下ではスイスやイタリア
 などの勢力を無視出来なかったりする




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≪日本の政治・財界・外交のバカさ加減≫<国際力学を読み誤っている>【米・欧・露・イスラエルの支援が、中韓を覆っている】




『ここまで読むと、日米両国の国力は旭日のように昇り、逆に中国とその他の新
 興国がこれまで抱いていた発展の夢は見事なほどに破れてしまうことになる。

 しかし、シェールガス関連の資料を調べてみたところ、埋蔵量においては、実
 は中国が1位だそうだ。アルゼンチン、アルジェリアの埋蔵量も米国のそれを上
 回っている。さらに、米国のエクソンモービル、シェブロン、コノコフィリッ
 プス、ヨーロッパのロイヤル・ダッチ・シェルなどの石油大手がすでに中国に
 進出、中国政府とシェール開発や利用についての契約を結んでいるのだ』



この一説をみても
 中国のこの10年の強大化
  は、経済・産業面で米国が


軍事面では
 ロシアとイスラエルが
  空気を入れてきた訳で


イスラエル?米国の同盟国
 世界最高水準の軍事力を誇る
  イスラエルが中国の軍事力の
   強大化に一役買ってきたという






『世界最大の油田検層事業や油田サービスを行うシュルンベルジェ、石油パイプ
 ライン施設整備など原油採掘関連サービスを世界120カ国以上で展開するハリバ
 ートン、石油系資源採掘のメジャーであるベーカー・ヒューズ、掘削サービス
 や人工採油システムに強いウエザーフォードなどの多国籍企業も、シェール開
 発のために中国での営業活動を拡大している。

 こうして見ると、エネルギー不足に苦しむ中国はいずれ大規模なシェール開発
 に力を注ぐだろうと私は思う。もちろん先行する米国と比べると、中国はより
 厳しい開発環境に置かれ、どれほどの経済的効果や政治的効果を得られるのか
 は不明だ』



日本の安倍政権及び
 バカウヨ国内世論は
  中韓への敵愾心剥き出し


しかし、中国は経済・産業・軍事
 米・欧・ロシア・イスラエルが
  空気を入れたことによって巨大化


この構図は、この10年
 強大化・世界企業となった
  韓国サムスンとダブるのである



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中国は、外交や軍事面以上に
 経済・金融で。。米欧と密接


何よりも、最後にインチキまがいに
 滑り込んだとはいえ。。国連安保理
  常任理事国であり、核保有五大国の一つ


しかし。。基本的に旧ソ連=現ロシアの
 衛星国に違いない、という認識は不変である



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≪安倍首相。。安倍政権は完全に見誤っている≫<米欧露戦後世界秩序と国際政治>【官僚機構・大新聞社。。それを信用した安倍ブレーン・・・つまり日本システムが大間違い】


何をみている?安倍外交

『安倍晋三首相の靖国参拝後、米国の「失望」発言が何かと取りざた
 されている。ケリー国務長官やへーゲル国防長官が千鳥ケ渊の戦没
 墓苑に参拝したサインを理解せず、また、何かと目立ちたがる内閣
 参与が事前に訪米し、米政府の空気を読み違えを大丈夫だと安倍首
 相に伝えてしまったのではないか、との観測もあがっている』


まぁ。。これも何度も言ってきている


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【中国・韓国ではなく、米・欧・ロシアの戦勝国の静かな怒りが恐いのだ】<安倍靖国参拝>は。。≪日本政府による米・欧・ロシアの世界秩序への挑戦だ≫


<検証・首相靖国参拝>「日米同盟揺らぐなら私の失政だ」

『首相官邸と外務省は、中国、韓国との首脳会談を実現させるため、関係改善の
 努力を重ねていた。首相は2012年9月の自民党総裁選の際、第1次内閣で
 参拝しなかったことを「痛恨の極み」と語ったが、就任直後の同年末、13年
 4月の春季例大祭、8月15日の終戦記念日、10月の秋季例大祭といずれも
 参拝を見送った。菅義偉官房長官、世耕弘成、杉田和博両官房副長官ら官邸中
 枢は慎重意見が大勢を占めていた。

 しかし、首相の答えには有無を言わせない強さがあった。「これまで止められ
 てきたが、26日に靖国に行こうと思う」

 首相周辺は、中韓以上に、米国の反応を気にかけていた。13年4月、首相が
 国会で「侵略の定義は学界的にも国際的にも定まっていない」と答弁したこと
 が米国内の批判を招いた苦い経験があったからだ。首相はそれを見透かすよう
 に続けた。「私が参拝したことで日米同盟が揺らぐとしたら、関係強化の取り
 組みが甘いという、私の失政だ」』




最初に、いっておくが。。
 日米同盟なんか揺らがない
  最初から存在しないからだ

あるのは、日米安保条約
 という名の米国世界戦略

  日本列島は米軍基地・拠点
   日本政府・政権は大人しく
    してさえいればそれで良いのだ


日本国に主権なんか認められていない





『昨年12月26日に靖国神社を参拝する意向を明かした安倍晋三首相に、側近
 は電話口で「28日という選択肢はありませんか」と食い下がった。同月25
 日に米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設を巡って首相と沖縄県の仲井
 真弘多(ひろかず)知事が会談し、27日には仲井真氏が移設先の名護市辺野
 古沖の埋め立て申請を承認する方向になっており、影響を懸念したためだった
 。しかし、首相は「それは違う問題だ。リンクさせてはいけない。私の気持ち
 の中では(政権発足)1周年しかないんだ」と譲らなかった。

 だが結果的に、首相の靖国参拝は普天間移設に絡む日米協議にも影を落とした
 。小野寺五典防衛相とヘーゲル国防長官は仲井真氏の辺野古埋め立て承認後に
 電話で協議することになっていたが延期になり、米国の歓迎ムードは吹き飛ん
 でしまった』



安倍首相。。そして側近
 官邸サイドは、米国政府の
  意向を完全に読み間違えた


普天間飛行場移設問題
 これは。。米国世界戦略
  日本がどうこう言えない


ならば。。靖国神社は?
 日本の昭和維新回帰と
  軍国主義・侵略戦争賛美
   これは米国と常任理事国
    戦後世界政治の統治問題


どちらも深く関係しているのだよ


飯島が、間違えたのだ
 誤った国粋主義が道を
  間違わせたということ


それと。。何よりも
 安倍首相の超外交オンチ


米国。。英国・フランス
 そしてロシア。。さらには
  同じ戦敗国ドイツも同調する


これら各先進国は
 中・韓のような
  ヒステリックな
   反応などしない


国連常任理事国
 米・英・仏・露
  戦勝国の世界統治
   戦後世界秩序自体が


安倍政権によって
 日本政府によって
  完全否定され
   顔に泥を塗られたのだ



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間違ってもまともとは言い難い中国
 しかし、それを外国の軍事同盟の前で
  「告げ口」したところで無意味であり
  筒抜けになって、中国を刺激しただけだ


傷口は深まったといって間違いない

それ以上にビックリしたのは
 安倍首相の今回の演説。。7年前の
  第一次政権時と、ソックリそのまま!!




安倍首相の欧州歴訪の成果(NATO演説等)を評価する
http://www.gfj.jp/cgi/m-bbs/contribution_history.php?form%5Bno%5D=296

『首相就任直後に中国を訪問し、小泉政権下で冷え切った日中関係の改善を
 促して、温家宝首相の訪日を実現するなど、安部政権の対中国外交は一見、
 融和的なものだが、中国が政治、経済、軍事とあらゆる方面で日本に挑戦
 を続けている現実について、欧州各国の首脳にはっきりとしたメッセージ
 を送った。

 中でも、NAC(北大西洋理事会)で行った演説で、安倍首相は、NATO
 各国との連携の重要性を次のように強調した。すなわち、
 
「私達は、急速な国防費の増大、透明性の欠如等のいくつかの不確実性が中
 国を取り巻いていることも理解する必要があります。中国の行く先を引き
 続き注意深く見守る必要があります。また、中国がこの地域の安全保障環
 境改善のため、一層多くの責任を分かち合うよう、中国政府との間で対話
 を継続する必要があります。このため、価値を共有するパートナーたちは、
 協力を強化していくべきです。(中略)日本とNATOは協力の新たな段階
 へと移行するべきだと考えます。私の指示に基づき、日本政府は、既に
 NATOとの今後の更なる関係強化に向けての基礎固めを始めています。
 平和構築、復興支援、災害援助等の分野で役立つような知識と経験を共有
 する余地はたくさんあります。私の内閣の閣僚や政府関係者は、NATO
 のカウンターパートと定期的に会談することを期待しています。また、
 日本とNATOが共通に関心を有する分野についてNATO関連会合に積
 極的に参加することを希望しています。3月に東京で予定されている次回
 日・NATO高級事務レベル協議は、今後の協力に向けた計画を練る機会
 になるでしょう」』




7年という時の経過も感じさせない
 正に全くのコピーといって良い
  安倍首相の演説である。。間違い無い


官僚機構=外務省作成の
 答弁ペーパー棒読みは言うまでもない

  が!とすれば、外務省も大したことない

この7年で時代も大きく変わり
 中国と米欧。。米欧露世界秩序との
  関係、結びつき。。情報共有は
   一段と進み、靖国問題で日本の
    立場は。。比較にならないほど
     悪化しているのではないのか?
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