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<オバマ米大統領>明治神宮訪問、米側が安倍首相の同行断る

『オバマ米大統領が24日に明治神宮を訪問した際、日本側が
 安倍晋三首相の同行を打診したところ、米側が日程上の都合
 などを理由に難色を示していたことが分かった。翌日からの
 オバマ氏の訪韓を前に、歴史認識問題に敏感な韓国を刺激し
 ないよう配慮したとみられる。日米外交筋が28日、明らか
 にした』

『明治神宮訪問は米側の希望で実現し、オバマ氏は当日、境内
 で流鏑馬(やぶさめ)も鑑賞した。2002年に来日したブ
 ッシュ大統領(当時)も流鏑馬を鑑賞したが、このときは小
 泉純一郎首相(同)が一緒だった』


オバマ大統領が明治神宮参拝
 に際して、安倍首相の同行拒否


ブッシュ大統領は
 小泉首相を伴ったのに。。


日米外交筋。。というが
 恐らく外務省がそう受け取り
  それを大新聞が報道している


驚く!というよりも。。
 この先、日本政治・外交
  の未来は暗く。。気が重い


ズバリ!お先真っ暗!!絶望的だ!!!

この報道の根底にあるのは
 オバマ大統領が、安倍首相を
  嫌っており、韓国に気を遣った


端的にはこういうことだろうが。。

米国が何故韓国に気を遣う?
 それはオバマ大統領の意向か?
  バカも休み休み言いたまえ!(笑)




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


【<シンクタンク超党派組織>を抜きに米国の外交・政治システムは、理解出来ないだろう】<共和党、民主党を分けて考えるのはナンセンス>≪日本の自民党国会議員なんかに解ってたまるか≫


米民主党が「反日」という誤解 - 冷泉彰彦 プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140121-00118272-newsweek-int

『自民党の総裁特別補佐である萩生田光一衆院議員は、同党の青年局会議の場で
 、オバマ政権が安倍首相の靖国神社参拝に「失望」を示したことについて「共
 和党政権のときはこんな揚げ足をとったことはなかった。民主党のオバマ政権
 だから言っている」と述べたそうです』



米国の外交・政治システム
 共和党。。民主党。。連邦議会
  そして、国務省・国防総省などの
   官僚機構を別個に見たら解らなくなる


かといって、日本のタカ派
 国会議員や大マスコミには
  何もかも、混同するだけに
   止まらず。。ネオコンの
    軍事的タカ派つまり聞きよう
     によれば、反中国に受け取れる


ような見解。。を曲解して
 米国そのものが親日だという
  大きな誤解が21世紀に生まれた


が!!この考え方は大間違いだ






『このような「民主党は反日」であり、「共和党は親日」という認識は、確かに
 戦後の日本の政官界には強くありました。また、それなりの理由はあったの
 です。例えば、民主党は何と言っても第二次大戦を遂行した政党です。FD
 R(ルーズベルト)にしても、トルーマンにしても戦前の日本にとっては
 「敵」であり、また彼等の手によってなされた一連の「戦後改革」についても
 、その「逆コース」に乗って右派的政権を作っていった自民党の多くの人々に
 とっては反発の対象であったのだと思います。

 これに対して、共和党というのは「日本の保守の直接の敵」ではなかったとも
 言えます。例えばアイゼンハワー大統領は、日本への原爆投下に批判的であっ
 たようですし、もっと世代的には若いですが、90年代から2000年代に右派論客
 として鳴らしたパット・ブキャナンは「先の大戦で日本を敵に回す必要はなか
 った」という「史観」を披瀝していました。そういえば、第二次大戦中の日系
 人の強制収容に関して公式謝罪と補償を行ったのも共和党のレーガン政権でし
 た』

『アメリカの駐日大使館、ならびに国務省の「失望」という発言は、そうした状
 況の変化の中で出てきたものであって、民主党政権だからというのは誤解も甚
 だしいと思います。

 もっと言えば、現在の共和党の新世代は「オバマのやっている反中国政策」に
 は冷ややかです。仮に、2016年にヒラリーなどの民主党が負けて、ティーパー
 ティー系などの共和党の新世代がホワイトハウスを掌握するようになれば、
 「衰退する日本」は徐々に切り捨てて、「無駄に中国を敵視することで生じる
 コスト」を削減にかかる可能性が相当にあると見ておかねばなりません』





その通りだと思う
 日本は捨てられるのだ
  ただ。。


冷泉彰彦氏は当然何もかも
 知っていて、大事なことを
  敢えて隠して論じている


そりゃ、そうだ!
 自らの書籍の売れ行き
  には寄与しない論考だ

たとえば。。1971年の
 米中頭越し外交。。日本の
  佐藤内閣を完全無視した
   国交樹立をいともあっさりと
    やったのは、共和党ニクソン政権


しかし、だいたい。。米国大統領など
 巨大な米国意思決定システム
  の、ほんの表紙に過ぎないのでは?


19世紀。。いや、18世紀末の
 建国以来。。米国はある思惑のため
  人工的に創られた理想郷の国家


共和党。。民主党。。分けて
 考えることは全くのナンセンス


大英帝国時代の英国の意思決定
 の下、建国された米国は。。当然
  欧州。。もしくは合衆国建国に
   深く絡んだ勢力が創立した
    サークル。。シンクタンクを
     無視してはいけないのではないか


20世紀だけでも
 英国の王立国際問題研究所RIIA
  米国には外交問題評議会CFR
   そしてビルダーバーグソサエティ


これらを筆頭にした
 シンクタンク超党派組織
  が主導し。。大統領・各長官
   連邦議会・官僚機構・経済界
    金融界・学界他多岐に渡って
     人員を輩出・送り込み続け
      コントロールしてきた訳だ


ザクッと、拾っても
 

大統領
31代 ハーバート・クラーク・フーヴァー
34代 ドワイト・D・アイゼンハワー
35代 ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ
37代 リチャード・ミルハウス・ニクソン
38代 ジェラルド・ルドルフ・フォード
39代 ジェームズ・アール・カーター
41代 ジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュ
42代 ウィリアム・ジェファーソン・クリントン
43代 ジョージ・ウォーカー・ブッシュ

CIA長官
リチャード・ヘルムズ
ジェームズ・R・シュレシンジャー
ウィリアム・E・コルビー
ジョージ・H・W・ブッシュ
スタンズフィールド・ターナー退役海軍大将
ウィリアム・J・ケーシー
ウィリアム・H・ウェブスター
ロバート・ゲイツ
R・ジェームズ・ウルジー
ジョン・M・ドイッチ
ジョージ・J・テネット
ジョン・E・マクラフリン
ポーター・J・ゴス
マイケル・ヘイデン

国防長官
6代 ニール・マッケロイ
8代 ロバート・マクナマラ
10代 メルビン・ライアード
11代 エリオット・リチャードソン
13代 ドナルド・ラムズフェルド
14代 ハロルド・ブラウン
15代 キャスパー・ワインバーガー
16代 フランク・カールッチ
17代 ディック・チェイニー
18代 レス・アスピン
19代 ウィリアム・ペリー
20代 ウィリアム・コーエン
21代 ドナルド・ラムズフェルド
22代 ロバート・ゲーツ

財務長官
56代 ロバート・バーナード・アンダーソン
57代 ダグラス・ディロン
58代 ヘンリー・ファウラー
60代 デイヴィッド・ケネディ
62代 ジョージ・シュルツ
63代 ウィリアム・サイモン
64代 マイケル・ブルーメンソール
65代 ウィリアム・ミラー
67代 ジェイムズ・ベイカー
68代 ニコラス・ブレイディ
69代 ロイド・ベンツェン
70代 ロバート・ルービン
72代 ポール・オニール
73代 ジョン・スノー
74代 ヘンリー・ポールソン

国務長官
47代 コーデル・ハル
48代 エドワード・ステティニアス
50代 ジョージ・マーシャル
51代 ディーン・アチソン
52代 ジョン・ダレス
53代 クリスチャン・ハーター
54代 ディーン・ラスク
55代 ウィリアム・ロジャース
56代 ヘンリー・キッシンジャー
57代 サイラス・ヴァンス
58代 エドマンド・マスキー
59代 アレクサンダー・ヘイグ
60代 ジョージ・シュルツ
61代 ジェイムズ・ベイカー
62代 ローレンス・イーグルバーガー
63代 ウォレン・クリストファー
64代 マデレーン・オルブライト
65代 コリン・パウエル
66代 コンドリーザ・ライス 

          (ウィキペディアより)



外交においては、少なくとも
 米ソ冷戦構造を構築し
  NATO米欧軍事同盟
   もCFRはじめ超党派組織
    が推進、構築したといわれる


ということを踏まえれば。。
 共和党が、民主党が。。と
  考え論じることが無意味だ



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


小生。。基本的に
 この考えは全く変わっていない
  いや。。少し調べてみて
   よりその考えは深まった訳で


米国の政権が。。ホワイトハウスの
 主である大統領が交代すれば。。
  数百人どころではなく、実に
   3000人の高級官僚が異動する


ついでに言えば。。日本では
 高級官僚がキャリアと呼ばれ


国家公務員試験の上級甲種またはI種
(旧外務I種を含む)に合格し、幹部
候補生として中央省庁に採用された
 国家公務員の俗称(ウィキペディア)

しかし、米国ではどうやら反対らしい
 キャリアは終身公務員を指し。。
  高級職=幹部は、終身ではなく
   ノンキャリアということになる


3000人異動といえども
 多くの官僚機構人は、残って
  なおかつ、政党色は無いのである


異動した官僚たちは
 政権から外れ、シンクタンク
  研究員という立場になるという


日本は、官僚機構が
 政治外交をやっている


米国の場合。。政治家・官僚機構
 何より、シンクタンクの影響力は
  大きいのは巷間言われること


そのシンクタンク。。
 米国政治外交に携わっている
  ものだけでも、数百に及ぶ


それは、保守系・リベラル系
 というイデオロギー色の無い団体
  また、それぞれのイデオロギー色
   を帯びた団体に分類される


その数は、圧倒的にイデオロギー
 団体の方が多い。。が!!
  イデオロギー団体は設立が新しく
   大半は1970年代以降


一方、
 非イデオロギー団体
  としては
 
ブルッキングス研究所
カーネギー国際平和財団
外交問題評議会
ランド研究所
戦略国際問題研究所


 などが挙げられる訳であるが

この非イデオロギー
 シンクタンクの大手は
  設立からの歴史も有り
   米国政治外交に対する
    発言権・影響力は絶大らしい


少ない数でも、圧倒的な
 存在感と影響力!という訳である


ただ。。シンクタンクだけが
 米国の政策を決定している訳ではなく
  シンクタンク・官僚機構・財界(財閥)
   そして議会の政治家・政党。。
    その議会・政党にも様々な人材が
     派遣されており、連携している訳だ


オバマ大統領の明治神宮参拝
 安倍首相の同行を拒否。。

  安倍首相が大統領に嫌われた

というのなら、まだ傷は浅いのである
 政権が替われば。。大統領が変われば
  それも解消されるという可能性が。。


しかし、事態はそうではなく
 米国政策政権関係者の総意として
  安倍首相は、パートナー・交渉相手
   としてみなされていない、といえる


安倍政権を支える官僚機構・大新聞
 がこういうニュース流すようでは。。
  交渉相手ではない安倍首相とともに
   未来は無く。。お先真っ暗であり
    安倍首相の辞任は近いといえよう。。
   






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