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麻生兄弟 事業費1.6兆円「ビッグバン実験施設」誘致に血道
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130720-00000002-pseven-soci

『参議院選挙で自民党が大勝し、国会のねじれ解消が予想されるなかで、自民党
 の「利権誘導政治」は走り出している。最大のプロジェクトといわれるのが、
 麻生太郎・副総理兼財務相の地元、福岡への「国際リニアコライダー」(ILC)
 の誘致だ。

 これは福岡、佐賀両県にまたがる脊振(せふり)山系の地下に全長30~50キロ
 の直線トンネルを建設し、両端から電子と陽電子を発射して光速で衝突させて
 ビッグバン状態をつくり出し、“宇宙誕生”の謎を解明するという超大型実験
 施設だ。国際宇宙ステーション、熱核融合実験炉と並ぶ3大国際プロジェクトと
 され、誘致した国が1兆6000億円といわれる総事業費の半分以上を負担すること
 になっている。

 自民党福岡県連の地方版公約には、ILCの誘致が筆頭に掲げられ、地元政財界が
 総力をあげた陳情活動を展開中だ』



国際リニアコライダー
超高エネルギーの電子・陽電子の衝突実験をおこなうため、現在、国際協力に
よって設計開発が推進されている将来加速器計画

加速器
荷電粒子を加速する装置の総称である。原子核/素粒子の実験に用いられるほか
癌治療などにも応用される

高エネルギー加速器研究機構(通称:KEK)を中心として、加速器本体の開発研究
が行われている。また、各地の大学で測定器の開発が進められている

非公式協議の場はもたれているものの、国際リニアコライダーの建設が政府間国
際協定のもとにすでに保障決定済み、という状況下にもない。これらの意味で、
国際リニアコライダーは、「今後の展開をにらみつつ、当面の設計開発を、現時
点の各国・領域の研究枠組みの中の可能な範囲で推進する」という過渡的な状況
にある、とするべきであろう

日本では、北上山地を推す岩手県(県の公式サイト)と、脊振山系を推す福岡県
・佐賀県連合(九州推進会議の公式サイト)が、国内建設候補地の誘致で争って
いる。最終的にはどちらか一方を日本のILC建設候補地に定めて、各国との誘致合
戦に臨むことになる




なにやら。。
 地元へ利益優先 利権独占
  場合によれば、職務権限にも
   関わってきそうな気配


安倍政権副総理 財務大臣
 これほどの職務権限があろうか






『その先頭に立っているのが、麻生氏の実弟で九州経済連合会会長に就任したば
 かりの泰氏(麻生セメント社長)。7月3日には、地元企業の経営者らとともに
 自民党本部を訪ね、ILC建設推進議員連盟の会長を務める河村建夫・自民党選対
 委員長に誘致を陳情した。麻生副総理には3月に小川洋・福岡県知事らが直接誘
 致を要請している』




ゼネコン汚職。。リニアモーターカー
 を連想してしまう
  国土強靭化。。消費税増税軽減税率
   と並び”副産物”が一杯有りそう





『国際的なライバル都市はなく、あとは財務省が予算をつけて日本が正式に誘致
 に名乗りをあげれば決まる。民主党政権時代なら小沢一郎氏の地元、岩手が有
 利だったかもしれないが、政権交代で今や麻生先生が担当の財務大臣、弟の泰
 さんが地元財界代表というポジションにある。地元は岩手に負けるはずがない
 と麻生兄弟の政治力に期待している」(地元財界関係者)

 地元経済界が巨大公共事業を期待するのはどこも同じだが、セメント会社の社
 長が大量のセメントを使う事業の誘致を政府に陳情し、その予算をつける立場
 にあるのが実兄の財務大臣というのは“我田引水政治”極まれりである』




日本列島で、候補が決まり
 その後各国との誘致合戦
  ということではなかったのか


岩手を蹴落とし
 副総理の福岡へ


利益独占・利益誘導
 地元利権最優先の
  典型的な例に見える


ミニ田中角栄
 国会議員ではなく
  せいぜい県会議員




利益誘導
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