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安倍首相、伊勢神宮で成功祈願=サミット会場入り
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016052500868&g=pol

安倍晋三首相は25日午後、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に先立ち伊勢神宮(三重県伊勢市)に参拝し、昭恵夫人や萩生田光一、世耕弘成両官房副長官らと共にサミットの成功を祈願した。(2016/05/25-19:45)



これについて
晴耕雨読
http://sun.ap.teacup.com/souun/20171.html

「現職首相の国家神道回帰という政治的に重要な意味を持つ現象がなぜスルーされるのだろう:山崎 雅弘氏」  憲法・軍備・安全保障
https://twitter.com/mas__yamazaki

> BBC Sport Muhammad Ali, 1942-2016 #AliFuneral http://bbc.in/1Ogj6OP

モハメッド・アリと聞くと「ああ、あのボクサーの」という過去の定型化したイメージで終わりになるが、「ムハンマド・アリー」と読んでみると、今の世界で起きているさまざまな出来事とも繋がる問題が見えてくると思う。

今若者なら、何をしていたか。

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首相動静(6月10日)(時事)http://bit.ly/1UI2I8Z

「午後1時31分、同県橿原市橿原神宮森林遊苑着。街頭演説。同2時、同所発。同3分、橿原神宮着。参拝」橿原神宮は神武天皇を祀る神社。

先日の伊勢神宮参拝と同様、神道政治連盟国会議員懇談会会長としての仕事ぶり。https://t.co/tKiisGYke7

橿原神社は、建国神話の中で「初代天皇」とされる神武天皇を祀る神社だが、映画『日本のいちばん長い日』の冒頭で数秒間、この神社のシーンがあった。

昭和天皇が同地で戦勝祈願した際、侍従武官の阿南が天皇の軍服を直す場面。

この昭和天皇の戦勝祈願は、1940年6月9日に橿原神宮と伊勢神宮で行われた。

この事実が物語るように、橿原神宮も戦前戦中の国家神道体制できわめて重要な位置づけがなされていた施設。

ところが報道は首相動静の短い文だけ。

産経も触れていない。

2016年の5月から6月にかけて、現職首相という肩書きのまま、伊勢神宮と橿原神宮を相次いで参拝した、神道政治連盟国会議員懇談会の安倍晋三会長は、そこでどんな「戦勝祈願」をしたのだろう。

そして、現職首相の国家神道回帰という、政治的に重要な意味を持つ現象が、なぜスルーされるのだろう。

本来なら大手メディアの記者が、首相の2016年5~6月の伊勢神宮と橿原神宮の連続参拝と昭和天皇の1940年6月の橿原神宮と伊勢神宮の連続参拝の類似を指摘した上で「首相は参院選での戦勝をこれらの神社で祈願されたのですか?」「憲法上問題のある行為ではないですか?」と質問すべきだろう。

もし現職総理大臣が「国政選挙での戦勝祈願」を、伊勢神宮や橿原神宮などの国家神道時代の「天皇とその祖先を祀る神社」で行っているなら、日本は既に「政教分離のタガが外れた国」だということになる。

橿原市で行った選挙民向けの街頭演説は、橿原神宮への参拝をカモフラージュするための行動だろう。

>クリエネ 安倍は今度は橿原神宮に行ったのか。橿原神宮は、神武天皇を讃えるために明治時代にたてられたもので、紀元2600年を祝う式典もここで行われた。皇国史観と密接な関係がある。本気で戦前のような神道の政治利用を目論んでいるな。

安倍晋三首相が参院選に向けた全国遊説で、悲願の憲法改正への言及を避けている(毎日)http://bit.ly/1YgjleM

「賛否が割れる改憲に重点を置かず、アベノミクスによる景気回復の是非に焦点を当てたほうが有利との判断とみられる」

それで毎日新聞はどんな選挙報道をするのか?

「賛否が割れる改憲に重点を置かず、アベノミクスによる景気回復の是非に焦点を当てたほうが有利との判断とみられる」と、首相の政治的意図を分析した上で、日々その方針に沿った形で「賛否が割れる改憲に重点を置か」ない報道をするなら、大手メディアは主体的に首相の援護をすることになる。

>岩上安身 ‏NHK、そんなに国政選挙を報じたくないなら、「自主停波」していても構わないよ。見ないので困らないから。RT @yuakira1: NHKニュ-スウォッチ9 3日連続で参議院選挙報道なし 土・日挿むから、5日連続なし 各党公約も発表され、街頭演説も始まったのに

>okasimon ‏激減した選挙報道時間―2014年は郵政選挙時の5分の1! そして、隠される参院選の争点―「与党が勝てば間違いなく『憲法改正』。しかし、そのことを与党は言わない」~元NEWS23・岸井成格氏が警告 https://t.co/W2oL50GxRL @iwakamiyasumiさんから 

元NHK職員が「受信料支払いの凍結」呼びかけ(週刊金曜日)http://bit.ly/25Q1gKl

「熊本地震でも“政府の言うとおりに報道しろ”と発言する籾井勝人会長の元でのNHKのニュース報道の偏向ぶりは度を過ぎている。政府主張に従うと公言するのではジャーナリズムではない。すでに2000人超のNHK退職者が籾井会長の罷免要求に賛同し、署名は8万筆を超えた」

「(国谷裕子さんの『クローズアップ現代』降板について)内部でも残留を求める声は強かったが、放送総局長に押し切られた」

「番組に生出演した菅義偉官房長官に、終盤国谷さんが重ねて質問し、その回答途中で放送が終了したことに官邸筋が猛烈に抗議したのが降板理由とされる」「視聴者が経営委員を辞めさせる方法がないのが問題。籾井会長辞任までは受信料の支払いを凍結する運動が効果的ではないか」

私も以前から「公共放送としての業務再開までの支払い凍結」と「番組宣伝凍結」やってます。

>snoopy and woodstock 東京新聞6月7日夕刊1面 【紙つぶて】バリバリ総理 中野晃一 「これまでのお約束とは異なる新しい判断」 選挙公約でも、どんな検問も次々と突破します。ついに「暴走族」の族総理が出現しました。総理、バリバリだぜ。日本はボロボロだぜ。

ひとつ訂正です。昭和天皇が1940年6月に橿原神宮で戦勝祈願したのは事実ですが、映画『日本のいちばん長い日』のこのシーンは、阿南惟幾が侍従武官の頃なので、1929年8月から1933年8月のどこかの再現です。お詫びして訂正いたします。


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この論題が掲示板阿修羅でも


「現職首相の国家神道回帰という政治的に重要な意味を持つ現象がなぜスルーされるのだろう:山崎 雅弘氏」
http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/617.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 6 月 12 日 00:02:08
http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/617.html


そこでのコメントに注目する


3. 中川隆[2850] koaQ7Jey 2016年6月12日 05:50:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3128]
▲△▽▼
>昭和天皇が同地で戦勝祈願した際、侍従武官の阿南が天皇の軍服を直す場面。

昭和天皇は若い時からクリスチャンで神道大嫌いだったんだよね:

カトリック教徒になろうとした昭和天皇

1948年には次期ローマ法王とされていたスペルマン枢機卿と面会し、改宗について相談している(当時は単なる儀礼的訪問と発表された)。

これは天皇が「現人神」だとするとありえない話で、靖国神社もカトリック教会に改造しなければいけない。しかし天皇はそういう矛盾を気にかける様子もなく、「こういう戦争になったのは宗教心が足りなかったからだ」と述懐している。つまり彼も、国家神道なんて宗教とは思っていなかったわけだ。

今でも日本の「保守派」には天皇制=国家神道=靖国神社と信じている人が多いが、天皇は信じていなかったのだ。

マサチューセッツエ大教授のジョン・Dダワーは米国の公文書館で天皇ヒロヒトの発言を見出した。

① 天皇は「日本人の心にはいまだに封建制の残澤がたくさん残っている。それも根こそぎにするには長い時間がかかるから占領は短かすぎない方がいい」といった。

②「神道を奉じる分子とその同調書は反米的だから警戒を要する」といった、というものである。

ヒロヒトの発言は決して日本国の象徴たるものにふさわしいといえない。まさに偽帝の言というべきである。
http://www.snsi-j.jp/boards/sirogane/152.html



4. 2016年6月12日 08:48:54 : eCkVyzTNOA : XFFN7imlNZU[126]
▲△▽▼

   >>3 中川隆 >1948年には次期ローマ法王とされていたスペルマン枢機卿と面会し、改宗について相談している

   >>3中川君。このことは実に興味がある。ぜひその一次資料を示してくれ。
  
   「現人神」という言葉は、1946年、昭和天皇が「年頭詔書」で「天皇を現御神とすることは架空なる観念に基づくものである」と自ら表明して以来天皇を表わす言葉ではなくなったといえるな。ま、もともと人間だったわけだが。




5. 2016年6月12日 13:07:42 : W8qh15GztE : f@OQfi@PCCI[10]
▲△▽▼
そもそも神社ってのは、その大半が地元の人たちが自然神や祖先神を祀ったのが本来のものだ。だから、一つの村とか、一族とかの氏神で、元々は非常にローカルな範囲の信仰だった。いわゆる「村の鎮守の神様」だ。もちろん権威付けもあって記紀神話に出てくる神様の誰かを祀ったという話にはなっていたりもしたけど、たいていは後からのこじつけだったりした。
それが明治になって天皇崇拝を徹底するために江戸末期まではほとんど知る人もなくなって、誰も読めなくもなっていたような古事記を引っ張り出してきて天皇の祖先を最高位とする神様のヒエラルキーを作って各神社に当てはめた。靖国神社などは長州閥のイデオローグだった吉田松陰と、戊辰戦争の官軍側の戦死者を祀ったのが始まりの長州神社。そして国家神道成立とともにそれまでの神官たちの多くが解雇されて、あらたな神官たちが準公務員として採用された。特に神社本庁の職員は、戦前までは今の省庁の職員と同じ立場の官僚だった。(だから今、彼等が国家神道復活させたがってるとすれば、民営化された企業の社員たちが国営に戻したがってるということでもある)
自民党や国民会議の言うところの「日本の伝統」なんてそんなところ。


昭和天皇は靖国神社参拝をやめた
 今上天皇も参拝していない訳である



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≪安倍政権のタカ派・憲法9条改正思想の原動力は≫<思想実現願望「日本会議」が親衛隊。。「米ネオコン」がそのムードに乗る>【が、中核を固めるのは《外務省旧条約局筋》!!】


人権否定、戦前回帰の自民党・改憲草案はなぜ生まれたのか? 憲法調査会に巣食うグロテスクな世襲議員たち
http://lite-ra.com/2016/05/post-2210.html


安倍首相は、先日4月29日放送の『news every.』(日本テレビ)で単独インタビューに応じ、憲法改正について熱弁を振るった。
「国民のみなさんが憲法はどうか、どう考えるかということについて、まだ一票を投じるチャンスが与えられていないんですね」
「まさに自衛隊のみなさんは日本人の命や幸せな暮らしを守るために命をかけてくれる組織なんですね。そのみなさんに対して憲法学者が7割違憲だと言っているという状況のままでよいのかどうかということに、真剣に向き合わなければいけないと思います」
「政治家には(改憲以外に)やらなければいけない仕事がたくさんあると言って、これからもずっと後回しにしてよいのか。いま、思考停止している政治家、政党のみなさんに真剣に考えてもらいたい」
 ……いや、いまは熊本大地震の復旧・復興や、国民から怒りが噴出している待機児童の解消など、改憲以外にやらなくてはいけない仕事が山ほどあるじゃないか、と言いたいが、安倍首相にとって改憲は悲願中の悲願。だからこそ今回、安倍の腹話術人形と化している日本テレビ報道局解説委員・政治部副部長である青山和弘氏の単独インタビューというかたちをとって、憲法改正の必要性を強調したのだろう。しかも、既報の通り、熊本大地震が起こったいま、安倍首相は改憲の入口として考えている緊急事態条項の新設を訴えるのに絶好のタイミングだと捉えているのは明白だ。
 だが、緊急事態条項を含め、安倍首相が押し進めようとする改憲内容は、この国が一変して戦時体制に舞い戻るかのような、とんでもないものである。
 安倍首相の改憲内容──それは自民党が2012年に発表した「日本国憲法改正草案」として発表されているが、そもそもこの改憲草案を、ある憲法学者はこう評する。
「この「自由民主党 日本国憲法改正草案」なるものは、明治憲法への回帰どころではない。慶安の御触書ですよ」
 自民党改憲草案は憲法以前のもの。そう話すのは、憲法学の権威であり、“護憲派の泰斗”と呼ばれる樋口陽一・東京大学名誉教授だ。樋口氏は、改憲派として長く自民党のブレーンとして活動してきた小林節・慶應義塾大学名誉教授との対談本『「憲法改正」の真実』(集英社新書)で、改憲草案を「憲法とは呼べない」と断罪、小林氏もそれに同意している。
 護憲派も改憲派も口を揃えて批判する改憲草案。ふたりがもっとも驚愕したというのは、「「個人」という概念がこの草案では消されてしまっている」(小林氏)という点だ。

たとえば、現行の日本国憲法の第13条は、《すべての国民は、個人として尊重される》と書いてある。しかし、改憲草案では、《全て国民は、人として尊重される》となっており、「個人」ではなく「人」に変更されている。いわば、それぞれがもつ「個性」を否定し、「犬・猫・猿・豚などとは種類の違う生物」程度の扱いになっているのだ。
 憲法上で「個人」が「人」に置き換わることの意味。自民党は改憲草案のQ&Aのなかで、こう記している。
《人権規定も我が国の歴史、文化、伝統を踏まえたものであることも必要だと考えます。現行憲法の規定の中には、西欧の天賦人権説に基づいて規定されていると思われるものが散見されることから、こうした規定は改める必要があると考えました》
 天賦人権説とは、人は生まれながらにして人間としての権利、つまり「人権」をもっているとする考え方。自民党は改憲によって、この人類普遍の原理さえ奪おうとしているのだ。これでは北朝鮮と同じような国になるだろう。
 ブレーンとして自民党の「改憲マニア」たちと付き合ってきた小林氏は、自民党の“言い分”をこのように解説する。
「国民が個々に好き勝手しているから、共同体が崩れ、モラル・ハザードが起きたんだ、というわけです。その主張には、一見、非常に説得力がある。彼らはこう言うんですね。最近、妙な殺人事件が多いでしょう、子が親を殺し親が子を殺すでしょう、それは「個人」などと言って、子供に勝手をさせるからです。家族がバラバラだからです、それは、「個人」を主張しすぎる憲法が悪いんですよと。
 実際のところ、凶悪事件の件数は戦前より減っていますから、そこからしてなんの根拠もないんですがね」
 詭弁を弄して個性ある存在としての「個人」や「人権」の考え方を排除しようとする自民党だが、恐ろしいのはこれだけではない。彼らは同時に、「国民に多くの義務を課そうと躍起」になっているのだ。
「自民党の勉強会では、こんな話を議員たちからたびたび聞きました。「国民は自分の権利ばかりを主張して、公のためを考える気持ちを忘れている」「日本国憲法のなかには『権利』という言葉が二十数回、出てくるのに、国民に課せられる義務は三つだけじゃないか」「国会議員には、憲法擁護義務などという面倒なものもある」」(小林氏)
 事実、改憲草案12条には、《自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し》という文言が追加されている。だが、憲法における「権利と義務」というものは、「権利があるなら義務もあるはずだ」というような代償的な関係にはない、と小林氏は指摘する。

たとえば、金銭の貸し借りでは、貸した人には返してもらう「権利」が生まれ、借りた人には返す「義務」が生まれる。「権利をもっている人と義務を負う人は別の人」となる。だが、自民党の主張では、権利をもつのも義務を負うのも国民。「どうして国民が権利を得るために、国民に義務が発生するのか。自民党の説明は説明になっていない」のだ。
 そもそも、前述したように自民党は「人権」は生まれながらにあるものという考え方を否定している。このことと合わせて平たく言えば、「お前らには生まれつきの権利なんかないのだ。国家様に尽くした奴にだけ権利を渡してやっているんだ、勘違いするな」(小林氏)と自民党の改憲草案は言っているのである。
 まさに“オレ様”憲法と呼ぶべき横暴なものだが、〈戦争の放棄〉を捨て、〈国防軍の保持〉を明記した改憲草案の9条は、まさにその危険を予感させるにふさわしいものだ。とくに9条の3「領土等の保全等」の項目には、こうある。
《国は、主権と独立を守るため、国民と協力して、領土、領海及び領空を保全し、その資源を確保しなければならない。》
 ポイントは「国民と協力して」という部分。この「協力」は、単に「義務」に置き換えられる、と樋口氏は言う。「国民の防衛協力の延長線上に、じゃあ、兵隊足りないよ、お前らなんで協力しないんだ、と。過去の政府見解は知らんが、現政権はこれを理不尽な苦役だとは解釈しないよ、などと言えてしまう余地がある」のだ。
 緊急事態条項では緊急時には基本的人権を制限することを明記し、一方、前文では《国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り》《和を尊び、家族や社会全体が助け合って国家を形成する》などと全体主義を煽る。その上、《活力ある経済活動を通じて国を成長させる》という一文が唐突に登場するのだが、これは「いわゆる新自由主義が国是になってしまう」(樋口氏)ことを意味する。事実、改憲草案ではさまざまな権利に制限をかけるわりに、なぜか経済的領域にかかわる22条や29条だけは「自由を拡大」している。この点は「まさに財界向けの草案」(小林氏)となるのだ。
「新自由主義と復古主義をつなぐものは、個人の自由を否定する権威主義です。この三つが同居する改正草案前文は、キメラのように不気味です」(小林氏)

だいたい憲法というのは、権力の暴走を防ぐために国家を縛るもの。そうした立憲主義をこの自民党の改憲草案は根底から覆している。到底、21世紀の憲法とは思えない、世界から見たらトチ狂ったトンデモ憲法でしかない代物だ。こんな粗悪なものを胸を張って発表する時点で自民党の政治レベルを疑わざるを得ないが、逆にいえば、現在の自民党からこの改憲案が出てくることは必然でもあった。
 というのも、自民党内で憲法議論を進めてきた族議員の多くは、「地盤の強さだけで勝てる世襲議員」(小林氏)。それは「憲法というのは、他の分野と違って、利権が絡まないので、票にも金にもな」らないからだ。さらに、2009年の選挙で大敗を喫したことで自民党の憲法調査会は「二世どころか、三世、四世といった世襲議員と不勉強なくせに憲法改正に固執する改憲マニアだけが残ってしまった」という。
「これがなにを意味するかと言えば、現在、自民党内で憲法について集中的に考えている議員たちのほとんどが、戦前日本のエスタブリッシュメント層、保守支配層の子孫とその取り巻きであるという事実です」
「彼らの共通した思いは、明治維新以降、日本がもっとも素晴らしかった時期は、国家が一丸となった、終戦までの一〇年ほどのあいだだった、ということなのです。普通の感覚で言えば、この時代こそがファシズム期なんですがね」(小林氏)
 現行憲法は、多くの犠牲を生む戦争を放棄し、人としての権利、一人ひとりが幸福を追求する権利を保障した。この国に生きる人びとは、新たに生まれた憲法によって、さまざまな自由を手にしたのだ。だが、“生涯政治家”一家に生まれた世襲議員たちにしてみれば、自分たちの手足を縛る現行憲法は疎ましい。そうして自分たちにとって都合の良い憲法を追求した結果、このグロテスクな改憲草案を生んだのだろう。ほとんどの憲法学者たちから“憲法の体も成していない”と指摘されるのも当然の話だ。だってこれは、たんなる“私利私欲”の塊なのだから。
 しかし、熊本大地震を利用して菅義偉官房長官がすかさず緊急事態条項新設の必要性をもち出したように、安倍政権は今後、グロテスクな本質をオブラートに包んで改憲を訴えていくだろう。そんな詐欺的行為に騙されないためにも、ぜひ護憲派・改憲派の立場を越えて改憲草案の危険性を問う樋口氏と小林氏の言葉に目を通してみてほしい。同書を読めば、これから安倍首相が吐きつづけるだろう嘘を、簡単に見破れるはずだ。



これは、議員政権が作った
 憲法草案なのだろうか。。
いや
  御用記者や親衛隊がゴースト
   ライターとして執筆したものを


安倍内閣の草案として世に出した

官僚機構がこれにはあまり
 関わっていないのではないか

  知っていて、ニタニタ見逃した?

あまり、詳しく論評の余地も
 実は、日本国憲法は押し付け
  というウソは戦後ずっと燻るが
   全然違うという認識が広まりつつ


それにしても、こんな草案
 これが憲法か!!米欧世界に
  哂われるぞ!日本人は頭悪いと


毎日新聞のスクープ
 残念ながら原文が見当たらない
  しかし、貴重な文があるブログに



憲法:制定時の折衝の様子「当時語れなかった」資料発見
毎日新聞 2014年02月15日 05時00分


1946年の日本国憲法制定の際、貴族院が行った審議の詳細な過程を示す資料が、参議院で新たに見つかった。元議員らが50年代に当時を振り返った証言記録が大量に残っていた。国会審議とは別に、議員らが連合国軍総司令部(GHQ)側に条文修正を直接働きかけた際のやり取りも含まれていた。新憲法公布から68年。制定の裏側を物語る発見に、専門家は「第一級の史料だ」と話している。


 見つかったのは、新憲法制定に関わった貴族院議員らが占領終結後の53〜59年、後世に事実を語り残そうと開いた「萍(うきくさ)憲法研究会」の速記録。縦書きの罫紙(けいし)や原稿用紙にペンで書かれ、開催が確認できる48回のうち40回分、計約4000枚に上る。東京・永田町の参議院第2別館にある文書課書庫に保管されていた。貴族院時代の史料を調査していた赤坂幸一・九州大准教授(憲法学)らが4年前、鍵のかかった書類棚から偶然、発見した。


 新憲法は明治憲法の改正手続きに基づき制定されたが、日本の改正案を不満としたGHQは46年2月、独自の草案を提示。これを踏まえた新たな改正案は8月、衆院で可決し、貴族院に送付された。貴族院側には、天皇の権限を形式的ながら「立憲的君主」にふさわしいものに高めようと国事行為を定めた第7条などの条文修正を求める意見があった。


 注目されるのは、54年2月8日の速記録に記された山田三良(さぶろう)(国際私法学者)の発言。山田や高柳賢三(東京帝国大教授)らがGHQのホイットニー民政局長らと貴族院議長官舎で交渉し、第7条で天皇が「認証」するとされた条約の批准や大使・公使の任命などを、より明確に天皇の行為として定めるよう修正を求めた。ホイットニーは「改正してもいい」と同意したが、むしろ日本政府内で反対意見が強く、「おじゃんになってしまった」。後日ホイットニーに会うと、「向うから惜しいことでしたと私に言った」と述べている。


 赤坂准教授によると、新憲法制定をめぐり貴族院議員らがGHQ側と行った私的な折衝自体は知られていたが、速記録の証言から当時のやり取りの「具体的な雰囲気が伝わってくる」という。赤坂准教授は「研究会参加者は70〜80代の高齢者が中心で、占領下では語れなかったことを後世に伝えようとした。憲法改正に関する論点は現在と共通する部分もあり、参考になる」と話している。

 速記録は「初期日本国憲法改正論議資料」として15日、柏書房から刊行される。【大井浩一】

◇萍(うきくさ)憲法研究会

 日本国憲法制定に関わった貴族院議員らが制定経緯の記録や、憲法の問題点の検討、改正案の作成を目的に1953年10月、結成した。当初は「月曜会」と称し、非公開ながら参院議長公邸などで行われ、「半公式的性格」(赤坂幸一・九州大准教授)を持った。貴族院書記官長を務めた小林次郎、国の憲法調査会(57年発足)会長だった高柳賢三らが中心で、幣原喜重郎内閣の国務相で憲法改正作業を担当した松本烝治(じょうじ)らも参加した。53年は日本が占領から独立を果たした翌年で、自由党と改進党(いずれも当時)が憲法調査会を結成するなど、改憲論議が盛んだった。「萍」という名前は、特定の政党などの利害にとらわれず、公平な見地から考える意図から付けられた。

 ◇占領期の政治史に詳しい天川(あまかわ)晃・横浜国立大名誉教授の話

 日本国憲法制定に関わった当事者の肉声が記録された貴重な資料で、よく残っていたと思う。貴族院での審議の経緯がリアルに語られ、背景が明らかになった部分もある。また、占領終結後、憲法が定着していく時期に、「明治憲法世代」の持っていた考え方がうかがえるのも興味深い。法律論などさまざまな研究に資するであろう第一級の史料だ。



敗戦直後の当時日本政府
 という言い方ではあるが、今の
  自民党の前身勢力と官僚機構
   も含めて良いのではないだろうか


天皇の権限を封じ込めて
 自分たちが自由に出来る
  戦後日本にするために
   GHQに押し返したという証拠


押し付けられた憲法というのは
 真っ赤な大ウソだったという訳だ


自民党の憲法調査会は「二世どころか、
三世、四世といった世襲議員と不勉強な
くせに憲法改正に固執する改憲マニア
だけが残ってしまった」・・・なるほど。。

現在、自民党内で憲法について集中的
に考えている議員たちのほとんどが、
戦前日本のエスタブリッシュメント層、
保守支配層の子孫とその取り巻きで
あるという事実・・・たかが明治、歴史は浅い




≪《靖国参拝》本当の右翼でもないし、ましてや名家では絶対にない≫<靖国神社参拝推進の神道政治連盟の堂元は曲者神社本庁>【しかし靖国は、神社本庁所属ではなく単立】


毎度毎年恒例の靖国神社参拝
 国のために戦い、尊い命を
  ささげた英霊に感謝の誠を表す


これも判でついたようなコピー的

彼らは本当の右翼なのだろうか
 保守なのだろうか?極めて疑わしい


また、歴史ある名家であれば。。
 太平洋戦争。。第二次世界大戦
  大東亜戦争兵士戦犯にそれほどの
   思い入れなど有るだろうか??
    たかが2代か3代前に過ぎない



靖国神社
九段坂の坂上に東面して鎮座し、日本の軍人、軍属等を主な祭神として祀る。勅祭社で旧別格官幣社。
境内は、桜の名所として知られる他、大鳥居が東に向いている、数少ない神社の一つでもある。
単立宗教法人(単立神社)であるために、神社本庁との包括関係には属していない (ウィキペディア)


小生。。ここに引っかかりを感じる


「靖国神社は日本国の護持の神社であり、いつかは国に返すべきなので、特定の宗教法人の包括下に
 入るべきではない」という靖国神社・神社本庁双方の判断によるものである。このような経緯のため、靖
 国神社と神社本庁とは包括・被包括の関係にないながらも密接な協調関係を保っている。例えば神社
 本庁は靖国神社崇敬奉賛会の法人会員となっている」

また政治運動として、皇室の男系継承の尊重、首相の靖国神社公式参拝の推進なども行っている。また、
神道政治連盟や日本会議といった団体を通じて、自民党を中心とした一部の保守政治家にも影響力を持ち
政治活動を行っている(ウィキペディア)

    
神社本庁が靖国参拝を肯定している
 それで神道政治連盟なのか。。ならば
  神道政治連盟の堂元神社本庁をみる



戦前の日本においては、教派神道などの例外を除き、神道を国家神道とすることで日本国民の道徳の根源
として、事実上国教化していた。戦後改革の一環として連合国軍最高司令官総司令部は1945年12月15日、
国家と神道勢力が結合する形態は、政教分離の概念から問題があるとして神道指令を発し、神社を国家か
ら分離することを命じた。
そのため、1946年2月3日、皇典講究所、大日本神祇会、神宮奉斎会の3団体が中心となり、全国の神社の
総意により内務省の外局・神祇院の業務を引き継ぐ形で神社本庁が設立された。神祇院の後継的存在だが、
現在では宗教法人法にもとづく包括宗教法人の一つとされる



内務省1部局の後継が神社本庁

ならば、安倍内閣と自民党及び
 別働隊政党議員の後ろ盾で、支柱
  は、この神道政治連盟・神社本庁と
   日本会議なのか?
それが疑わしい!




第3次安倍改造内閣の面々に共通する「宗教」 2016年の参院選に影響も?
http://news.livedoor.com/article/detail/10707998/


仏教界が、靖国神社に反対している
 元来、靖国神社でなく伊勢神宮や
  新しいが東京なら明治神宮で良いはず


神社神道界も全面的に靖国参拝
 を支持し、安倍内閣の支柱には到底
  思えない訳であって。。既存宗教が
   安倍の靖国主義を尊重とは思えない




≪《靖国神社参拝》表面上保守という名の<タカ派政治家にとってブランド>となった?≫【存在などしない政党政治の地方組織化は靖国参拝にまで?】

この小泉純一郎元首相
 首相在任時代に靖国参拝
  これがどうにも未解決だった


当初から、視野には入っていた
 ある団体。。これが強力だった

  主役ではなく、脇役と。。
   侮っていたのであるが。。


日本遺族会

一般財団法人
英霊の顕彰と慰霊に関する事業、戦没者遺族の相互扶助、
生活相談に関する事業などを実施している法人。元厚生
労働省
所管


昭和天皇の靖国参拝中止について
 は、小生も述べた。。また今上天皇
  が靖国神社を一度も参拝していない
   ということについても。。


日本遺族会は、やはり天皇陛下に
 追従!なのは当然といえば当然だ


と、なれば。。
 政治団体日本遺族政治連盟!!
  故橋本龍太郎か。。元首相
   自民党総裁選で、小泉純一郎
    は橋本に勝ち、総裁・首相に


日本遺族政治連盟への遠慮?
 米欧露戦後世界秩序よりも
  優先なのか?
ということは
   経済・外交・国民生活よりも
    自らの身の安全の保証か。。。


自民党。。維新の会、みんな、生活。。
 恐らく、昭和56年。。母体は自民党


みんなで靖国神社に
 参拝する国会議員の会


も。。日本遺族会と
 無関係ではないはず


しかし、本元の日本遺族会
 が昭和天皇・今上天皇に付き従い
  靖国神社に代わる戦没者追悼国立
   施設の設置を支持している!
    のにも拘らず。。なぜ解散しない!


靖国参拝していれば
 遺族会も選挙協力を拒まないのか?
  それにしても鼻つまみ者的存在だ
   国会議員を引退すべきである!!


一般国民ではなく、軍人しか
 祀られていない靖国神社を参拝して
  国のために亡くなった国民とは。。
   少し違うのではないだろうか
    全てを含めて言うのなら解る


この靖国神社を参拝する国会議員
 平成の。。21世紀の大政翼賛会
  への準備活動とみれば、納得も可能


創価学会側が安倍さんが頼りに
 しているのはうちではなく、がむしろ
  極めてウソ臭く、カモフラージュに思える




≪《靖国神社参拝》表面上保守という名の<タカ派政治家にとってブランド>となった?≫【存在などしない政党政治の地方組織化は靖国参拝にまで?】

この小泉純一郎元首相
 首相在任時代に靖国参拝
  これがどうにも未解決だった


当初から、視野には入っていた
 ある団体。。これが強力だった

  主役ではなく、脇役と。。
   侮っていたのであるが。。


日本遺族会

一般財団法人
英霊の顕彰と慰霊に関する事業、戦没者遺族の相互扶助、
生活相談に関する事業などを実施している法人。元厚生
労働省
所管


昭和天皇の靖国参拝中止について
 は、小生も述べた。。また今上天皇
  が靖国神社を一度も参拝していない
   ということについても。。


日本遺族会は、やはり天皇陛下に
 追従!なのは当然といえば当然だ


と、なれば。。
 政治団体日本遺族政治連盟!!
  故橋本龍太郎か。。元首相
   自民党総裁選で、小泉純一郎
    は橋本に勝ち、総裁・首相に


日本遺族政治連盟への遠慮?
 米欧露戦後世界秩序よりも
  優先なのか?
ということは
   経済・外交・国民生活よりも
    自らの身の安全の保証か。。。


自民党。。維新の会、みんな、生活。。
 恐らく、昭和56年。。母体は自民党


みんなで靖国神社に
 参拝する国会議員の会


も。。日本遺族会と
 無関係ではないはず


しかし、本元の日本遺族会
 が昭和天皇・今上天皇に付き従い
  靖国神社に代わる戦没者追悼国立
   施設の設置を支持している!
    のにも拘らず。。なぜ解散しない!


靖国参拝していれば
 遺族会も選挙協力を拒まないのか?
  それにしても鼻つまみ者的存在だ
   国会議員を引退すべきである!!


一般国民ではなく、軍人しか
 祀られていない靖国神社を参拝して
  国のために亡くなった国民とは。。
   少し違うのではないだろうか
    全てを含めて言うのなら解る


この靖国神社を参拝する国会議員
 平成の。。21世紀の大政翼賛会
  への準備活動とみれば、納得も可能




≪朝日よ。。誤魔化しちゃイカンよ!≫<話をすり替えるでない!!>【安倍国会議員内閣と自民党をガッチリと支えているのは・・・アソコでしょ】


日本大マスコミ。。新聞・テレビ
 万死に値する!全くその通りだと
  今もより強く考える訳なのであり


日本会議や神道政治連盟などを
 安倍内閣及び自民党の強い後ろ盾
  と喧伝するのは勝手なのであるが。。


宗教各団体が自民党を全面的に
 安倍内閣を全幅信頼の思いで支持
  しているとでもいうのだろうか?・・・。


統制はとれていないのではないだろうか

それを言うなら。。創価学会票でしょう!?
 1選挙区平均2万票から3万票。。絶対的
  いや圧倒的な生命線であり、支柱なのだ!!


しかし、この安保法制強行採決以降
 それも全く解らない。。いや創価票は
  自民党議員・安倍内閣を今後も支えるか?
   極めて否定的・悲観的なのではないかね?


1選挙区2万票~3万票という
 自民党にとって絶対的な追い風
  創価票は、救世主なのであるから


従わないのは、意味が解っていない
 それかもしくはバカかであるし。。
  他に可能性としては創価が弱味握られ


しかし、公明党後ろ盾の創価学会
 先日も述べたが想像を絶する強者だ
  カモフラージュ説の方が説得力ある訳だ


安倍政権を動かす原動力は
 この日本会議!とか。。
米国
  それも米ネオコン!という論考


しかしこれら目立つ論考も
 どうにも帯に短し襷に長しなのだ


憲法改正。。9条改正など
 では平和どころか標的になる


いつまで騙されたら気が済むのか



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

安倍が真似すべきは、東条英機か
 祖父岸信介がお似合いだが。。
いや
  岸信介の方が弁えていたのでは?


天皇・皇室と親戚という論も
 しかし、母系からの細く遠い繋がり
  安倍家を辿る方が適切なのである

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