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田原総一朗:「国益を損ねる」論評は民主主義の否定ではないか
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150403-54083004-fukkou-pol&p=1

『このところ「国益」という言葉をよく聞くが、その使われ方がとても気になる。

 ●鳩山氏がクリミア訪問、「いまだに国益を害している」

 ウクライナの一部だったクリミア半島が昨年3月、住民投票でロシアへの編入の是非を
 問い、その結果、ロシアが一方的にクリミアの編入を決定した。現在、親ロシア政府の
 「クリミア共和国」が存在するかたちになっている。

 このクリミア編入について、欧米や日本はロシアを強く批判した。日本政府もロシアに
 よるクリミア編入を「国際法違反」として認めていない。

 そのクリミアを、鳩山由紀夫氏が今年3月10日に訪問した。事前にその情報をキャッチ
 した岸田文雄外務相は、鳩山氏に訪問しないように働きかけ、「仮に訪問するようなこ
 とがあれば、政府の立場と相いれず、遺憾に思う」と牽制した。

 にもかかわらず鳩山氏はクリミアを訪れたため、自民党の高村正彦副総裁は「民主党
 が首相にしたことが在任中だけでなく、いまだに国益を害している。少しは責任を感じて
 もらいたい」と述べた』



民主党が首相にした鳩山、と
 言うけどねぇ。。高村さん!

  解っているとは思うけど。。
   議員首相が誰であろうと
    日本の政治・外交に影響無し!!





『朝日新聞は1982年、吉田清治氏(故人)が「朝鮮人女性を強制連行した加害者」である
 ことを証言したという内容の記事を掲載した。しかし、昨年8月、その報道が誤りだったと
 する検証記事が掲載された。朝日新聞は「読者のみなさまへ」と題し、「吉田氏が済州島
 で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します」とした。

 この慰安婦報道問題でも、朝日新聞は日本国内だけでなく世界に向けて誤った情報を発
 信したことにより、「国益を損ねた」と厳しく批判された。

 さらに今年1月に発生した過激派組織「イスラム国」(IS)による日本人人質事件でも、人
 質となった後藤健二さんと湯川遥菜さんの2人の行動が「国益を損ねた」という批判の声
 もあがった』

『この「国益を損ねる」という言い方は、とても嫌な表現である。

 「国益」とは、国家やその国民にとっての利益のことだ。今では政治、経済、外交、文化な
 どさまざまな活動において、主に対外的な利益に関して用いられる言葉だろう。

 しかし、この「国益」という言葉は、そう簡単に発するものではないのではないか』

『最近、ある新聞が「沖縄が国益を損ねている」という論評を掲載した。政府が沖縄の米軍普
 天間基地(宜野湾市)を辺野古(名護市)に移設することを、前の仲井真弘多知事は了解し
 ていたが、現在の翁長雄志知事が「あらゆる手段を用いて移設を阻止する」としている。そ
 れは、著しく「国益を損ねる」行為だというのである』

『そうした論評を、私は危険だと感じる。

 国の方針と自治体、つまり県民の思いが相反するとき、相手に対してお互いに説明を尽くし、
 わかり合おうとする努力が必要になる。

 ところが、そのときに「国益」という言葉を使って一方を押さえ込むようなことになれば、むしろ
 民主主義の否定になるのではないか。

 政府の方針に反するような行為について、「国益を損ねる」という表現が使われるようだとし
 たら、私はそこに危なさを感じる。

 このところ「国益」という言葉を簡単に持ち出して批判することが多くないだろうか。もう一度、
 「国益」とは何かをじっくり考える必要がある』



属国に国益などあるのか!!
 と言ってしまってはいけない
ただ。。日本の政治がインチキだと
 いうことも併せて言うべきなのである


この田原総一朗氏の言い分を
 別の角度で述べた人物がいる
  同じくジャーナリスト池上彰氏である




「国益に反して何が悪い?」池上彰が朝日叩きとネトウヨの無知を大批判!
http://lite-ra.com/2014/11/post-633.html

『11月14日、ついに朝日新聞の木村伊量社長が辞任した。だが、15日の朝刊に掲載された辞
 任のことばを読むと、中身のない反省の言葉が並んでいるだけで言論機関としての矜持は
 皆無だ』

『いや、社長の対応だけではない。一連のバッシングは明らかに官邸や右派勢力による不当な
 圧力なのに、それに抗する姿勢をまったく見せることができず、自分たちが損ねた慰安婦問題
 の信用性を回復するために新たな史実を発掘しようとする気概もない。いまの朝日は食品偽
 装が発覚したレストランみたいに、ただ頭を低くして嵐が通り過ぎるのを待っているだけだ。
 
 一方、そんな朝日と対照的に、最近、言論人としての原理原則を強く打ち出しているのが、そ
 の朝日にコラムの掲載拒否をされて話題になった池上彰だろう』

『その池上が、ここにきて、さらに踏み込んだ発言をしているのだ。
 たとえば、そのひとつが「世界」(岩波書店)12月号での発言。この号は「報道崩壊」が特集な
 のだが、池上はジャーナリストの二木啓孝との対談で、朝日バッシングを取り上げ、こんな本質
 的な問題提起をしている。
 〈今回、一番私が違和感を覚えるのは、「国益を損なった」という言い方です。極端な言い方をす
 れば、メディアが「国益」と言い始めたらおしまいだと思います。〉
 〈これが国益に反するかどうかと考え始めたら、いまの政権を叩かないのが一番という話になる
 わけでしょう。それでは御用新聞になってしまう。私は、国益がどうこうと考えずに事実を伝える
 べきで、結果的に国益も損ねることになったとすれば、その政権がおかしなことをやっていたに
 過ぎないと思います。〉』

『たしかに、朝日バッシングでは、産経や読売といった新聞、「週刊文春」や「週刊新潮」(新潮社)
 などの雑誌から、やたらこの「国益」という言葉が発せられていた。朝日は国益を損ねたのだか
 ら、国際社会に対して説明せよとか、廃刊して責任をとれ、という意見までがとびだした。
 しかも、この言葉を使うのは、右派メディアにかぎらない。朝日や毎日新聞などもふくめたあらゆ
 るメディア関係者の間でこの言葉が普通に使われ、権力批判を放棄するエクスキューズになっ
 ている。
 まさに池上の指摘は、いまのメディアが抱える最大の病理を鋭く指摘したかたちだが、しかし、
 池上はこの対談で、新聞やテレビ、週刊誌だけでなく、ネットについても鋭く切り込んでいる』

『〈嫌韓だけでなく、かつては絶対に使ってはいけないとされた差別用語が臆面もなくネットには
 飛び交っていますね。(中略)書き放題のネットを唯一の情報源としている人たちには、出版界
 や新聞などとは全く別の“常識”が生まれているのではないでしょうか。〉
 〈ある大学で講義をしたとき、レポートの裏に学生の質問が書いてあって、「日本のメディアはみ
 んな在日に支配されているというのは本当ですか」と。かなりの部分の若者たちがそうしたネッ
 ト言説を信じているんですね。〉
 こうした現状認識を開陳した上で、ネットにはびこる嫌韓・反中、そして日本の誇りという言葉の
 裏にあるデタラメを暴きだすのだ。
 〈歴史的な発展段階で通る過程において起きることを、韓国だから中国だからこうなんだといっ
 て叩いている。ちょっと前は日本だって同じだったよ、という歴史も知らないまま日本の誇りを持
 つというのは、非常に歪んでいます。〉
 〈「昔はよかった」とか「取り戻そう」というのも、その「昔」とは何なでしょうか。日本はいま街にゴ
 ミを捨てる人もいないけれど、一九六四年の東京オリンピックの前に一大キャンペーンが行われ
 るまでは本当にゴミだらけで、青山通りから渋谷は、風が吹くとゴミが舞っていた。〉 
 〈昔から日本は清潔好きで、行列はちゃんとつくる優等民族だという発想がこわいですね。民族
 の問題じゃない。発展段階や政治体制の問題なのに。〉』

『そして、侵略戦争や慰安婦問題についても、はっきりと日本に責任があることを明言したのであ
 る。
 〈国益について言うと、ドイツは七〇年間「ナチスのドイツといまのドイツは違う」と言い続けてきて
 現在がある。日本が慰安婦問題で「昔の軍国日本の行為です。平和国家日本は違う」ときちん
 と言えなければ、昔の日本は悪くなかったと主張していると受け止められるでしょう。そういう大局
 観がないと、それこそ国益を損ねますね。〉
 〈だって、何百万人もの日本人を死に追いやった責任が誰かにあるわけでしょう。ドイツは経済的
 に発展するためにも謝罪をし、周辺の理解を得なければならなかった。さらには、自国の通貨マル
クを捨ててでもユーロを選ぶことによって信頼を勝ち取るしかなかった。そこまでのことを甘受してい
 るドイツと、周りを悪しざまに言うことがうけている日本と、相当差がありますね。〉』



池上彰氏。。立場があるから
 中々いえないだろう。。いいところ
  をついていて非常に共感覚える

ただ。。もっと言って欲しいと思うが



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≪日本の首相(内閣総理大臣)は議員政体「内閣」の代表であり、厳密には日本政府の長ではない≫<日本は民主主義ではない!最も弱者が国民・有権者>【ここまで墜ちた原因は、大新聞・大マスコミにあり】



凄みが出て来た安倍晋三~岸信介のDNA~【大下英治】
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150105-00010000-willk-pol


新内閣発足、株価は内閣支持率に連動する
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150105-00014218-president-bus_all&p=1



大下英治。。彼の小説は
 昔何も知らない頃。。国会議員が
  政治家だと信じていた頃によく読んだ


飯島勲。。小泉純一郎の秘書
 小泉が長期政権となったために
  それに乗じて。。指南役然として
   ふるまって。。また、大新聞他も
    その都市伝説。。いや!怪談捏造


このご両人をはじめとして
 御用評論家や御用作家。。御用記者
  御用ジャーナリストが跋扈。。国民は
   益々騙されていくという訳なのだよ。。


記事の内容についてはいちいち言わない
 が!飯島氏よ、株価は内閣支持率に連動?
  全く連動などしていないと思うが。。日本の
   株価は米国市場に連動なのは何度も述べた


また、円安ではなく米ドル高!
 日本の政治が操縦可能なこと
  などは殆ど無いと言い切って良い


内閣支持率は、大新聞・大マスコミの
 扇動御用提灯報道で上がっていくもの

  何よりも証明したのが第二次安倍内閣だ


よく。。日本の首相(内閣総理大臣)
 を宰相とか、政治リーダーだとか
  はたまた首相、総理。。紛らわしい訳だ


宰相
語義上、「首相」が「内閣を構成する閣僚(大臣)のうち首席の者」を意味する
のに対し、「宰相」は「特に君主に任ぜられて宮廷で国政を補佐する者」を意味
する。従って日本語では、近代以後の各国の行政府の長をすべて一律に
「首相」と呼ぶのに対し、近世以前において宮廷で国政を担当した者を一般に
「宰相」と呼んで区別している。しかし現在でも、内閣総理大臣の通称として使
われることがある   (ウィキペディアより)


日本の内閣総理大臣。。欧州諸国の
 首相とも若干違い。。宰相とも違うと考える


日本の首相は、内閣総理大臣であって
 議員政体内閣の代表というのが正確だが
  その意味合い、内容は時代とともに変遷だ


自由党と民主党が合併、保守合同
 昭和30年に結党された自民党である


これらのルーツを紐解くと
 戦前大日本帝国を世界大戦
  に導いた軍国政府と官僚・新聞
   その中で大きな役割果たした
    翼賛政治連盟にぶち当たる訳だ


小生も、長い間。。自民党は派閥連合体
 派閥が自民党を動かし、総理を生み出し
  日本の政治を動かしてきた!
と騙され
   続けてきたのであるが。。強い疑いが!


懐古趣味?いや、重大なプロパガンダ
 政治扇動。。大本営発表であるといえる


昭和天皇は、
 連合軍・米国にとっても日本列島
  統治には是非とも必要な存在だった

  
しかし、日本軍・財閥・内務省解体と
 ともに日本の政治権力に関しては、
  徹底的に潰して、コントロールする
   ことを意図していたのは間違いない


日本は在日米軍関係者の犯罪について、
1953年に
「重要な案件以外、日本側は裁判権を放棄する」
  密約に合意し、その後5年間に起きた
   事件のうち、97%の裁判権を放棄しており


1958年、日米安全保障条約改定にあたり
 米側は岸信介首相に、密約が結ばれている
  裁判権放棄を公的に表明するよう要求も
   国民からの批判を恐れ岸は認めなかった


これは、米国の要請に背いたのではなく
 当時の状況から、日本列島内での世論
  による非難どころか。。暴動。即政権が
   吹っ飛ぶ情勢だったため、認めるのは不可能


だっただけの話であり、

さらに、韓国との関係でも
 旧KCIA。。統一教会とともに
  国際勝共連合創立。。自民党の
   政策に韓国の意向が強く反映され


沖縄返還は、安倍首相の大伯父
 佐藤栄作政権時であるが。。
  天文学的思いやり予算の存在
   沖縄は本当に返還されたのか?


という状態でもあり
 正に、従米・属米・隷米の歴史

安倍晋三首相は、それらの
 歴史を深く理解することも無く
  いや、米国はじめ欧州戦勝国との
   付き合い方が解っていないのでは?


これも、一部修正が必要だろう。。
 小生の頭の中では固まっていたが
  岸信介以前。。少なくとも
   吉田茂時代から隷米・従米・属米だと
    表現し直しておくことが重要である訳だ


CIA支援とか思いやり予算とか
 沖縄は返還されていないとか
  少なくとも佐藤内閣まで米国支配
   が続くのは間違いなく。。米欧露
    戦後世界秩序の代表米国支配は。。


今もより磐石な形で継続中で
 あるのは、オスプレイやTPPという
  枝葉の問題だけをみてもすぐに合点


そして。。新たに疑惑から確信に
 変わったのは。。自民党総裁選だ!!


そして、ほぼ結党以来
 政党が合同・合流して結党
  の自民党
には”派閥”という
   集団が存在しているのだが


これが、支配する・コントロール
 する側からは極めて便利な代物


要所に楔を打ち込み。。命令
 指令を出すだけで、まとめて動かす
  ことが出来るという利点がある訳だ


自民党結党=保守合同以前から
 つまり世界大戦敗戦後、
吉田茂
  の自由党時代からCIAの支援

   その背後には米国政府が控えて

直接的にはGHQかも知れない
 しかし、この日本列島占領は
  表向き1950年代前半で終了


かといって、米欧露戦後世界体制
 代表米国による日本列島支配は
  当然のことながら、より磐石となって
   続くのであって、諜報機関からの
    監視は現代も継続中と考えて良い


吉田から石橋、岸と続く日本の
 内閣総理大臣。。その後の池田
  佐藤時代。。つまり1970年前後
   までは確実に米国の遠隔操作続く


日本の高度成長経済期
 先進国の仲間入り。。米国に次ぐ
  世界第二の経済大国となったのも
   この時代であり。。米国もいつ
    までも、日本政治支配などに
     関わっていられないのも当然


いや、日本政治支配が
 完全・完璧・磐石といえる
  状態になったから。。
その
   絶対権力の一部を委譲・委託
    する必要に迫られたともいえる


自民党は派閥政治。。派閥の
 意思を以って党総裁=総理が
  決まる、というのは騙しである


いや、派閥を。。派閥領袖を
 自在に動かし、それによって
  日本の内閣・政権をコントロール
   米国支配の一端は、そこにみえる


それがいつの時代からか
 官僚機構に委ねられた。。

  どうでも良い総理大臣指名
   しかし、官僚機構にとっては
    中々どうして!利用し甲斐がある


第二次安倍晋三の場合には、大新聞や
 キーテレビ局・大マスコミの報道は特に酷く

  昭和高度成長期の派閥を機関車の如く
   率い。。先進国目指して踏ん張った総理

    と同様の如何にも宰相安倍晋三!という
     御用提灯迎合報道に終始している有様


御用学者・御用評論家・御用ジャーナリスト
 がこれに続き。。大総理安倍晋三の大合唱

  これでは、素人一般国民は騙されて当然!
   よって、経済など上向くはず無いのに期待
    官僚支配日本国は格差社会の奈落の底へ



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他先進国と日本の政治は違う
 他国が素晴らしいといっている
  のではない!
あくまで最低ライン

日本がおかし過ぎると言えないか
 代表的なのは総理大臣・閣僚の
  在任期間ではないか!!??


1年ぐらいで大臣辞任
 総理大臣でも2年で長期政権

  安倍内閣は、御用大新聞の
   決死ともいえる提灯報道が味方
    したので例外といえるはずである


普通なら、半年ともっていない
 国会議員内閣だったはずではないか


それもこれも。。官僚機構作成
 答弁・会見ペーパーが絶大な効力


国会議員が政治をやっていない
 このことを暴き出すメディアが登場
  するときはやってくるのだろうか・・・。



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